meihanaのこと

meihanaは2021年に、ものづくりのまち東京・墨田を拠点にオンラインでスタートしました。

実店舗はありませんが、オーダーのご相談や在庫品を見たい場合にはご予約制でアトリエにお越しいただくことが可能です。

洋服づくりに使っている素材は、手ぬぐいや着物・風呂敷・大漁旗・のぼり旗など古くから人々の生活の中で親しまれた和の布です。

たくさん使い込まれたものや順番を待ったまま陽の目を見ずに眠っていたもの、見る人が見れば廃棄するような破れや汚れ、色移りがあったりもします。

長い年月を生きてきた布たちが今も残っていてくれたことに感謝と敬意を込めて、今また新しい時代に誰かのお気に入りとして大切にしてもらえるようにアップサイクルという形で再び命を吹き込んでいます。

日本の古布でありながら古すぎず和風すぎない、現代にも溶け込むようなデザインを目指しています。

 

●染めのこと

日本手ぬぐいの柿渋染め Kakishibu Dyeing of Japanese Tenugui Towels

 

多くの布は柿渋で染めています。

柿渋とは日本に古くからある渋柿を長い時間熟成させて作る天然の染料です。

何度も重ねて染めることで色を濃くしたり、鉄の媒染剤でグレーにしたり

meihanaの洋服づくりに欠かせない天然の染料です。

柿渋ならではの経年による色の変化もお楽しみください。